コマンド概要
エリアプランの情報から壁や部屋、建具のモデルを自動作成します。
対応製品
AX-Planner | 〇 | AX-DD | ― | AX-ST | ― | AX-CM | ― |
AX-Cost | ― | AX-FM | ― | AX-Family | ― | AX-DM | ― |
対応製品
AX-Planner | 〇 | AX-DD | ― |
AX-ST | ― | AX-CM | ― |
AX-Cost | ― | AX-FM | ― |
AX-Family | ― | AX-DM | ― |
動画
※ダイアログ等、一部最新の仕様と異なる内容が含まれている場合がありますが、コマンドの操作手順は同様となります。
操作解説
STEP
コマンド選択
[AX-Planner]タブ > [面積連携]パネル > [エリアからモデル作成]コマンドを選択します。
STEP
設定
変換対象となるエリアスキームとエリアプランビューの図面種別、ビュー名を設定します。
基準階コピーオプションは「2021.06.30.1 ver以降」でのみ動作します。
レベルのパラメータ[AX LEVEL]に参照先となる基準階のレベル名を入力しておく必要があります。
※基準階をコピーするレベルに、エリアが存在するとコピーされませんのでご注意ください。
STEP
選択
作成するモデルにチェックを入れ、使用するタイプをプルダウンから選択します。
・部屋タグ作成機能は「2020.12.23.1 ver以降」でのみ動作します。
・外壁二重壁オプション及びレベルオプション機能は「2021.3.3.1 ver以降」でのみ動作します。
・分割オプションのチェックボックスには両方同時にチェックを入れることができません。
一度チェックを解除してから、再設定をお願いします。
STEP
チェック
2Dファミリを3Dファミリに置き換える場合は、柱・ドア・窓・カーテンウォールの項目にチェックを入れます。
2Dの建具ファミリを3Dの建具ファミリに置き換える場合は、エリアプランに配置されたファミリが以下の条件を満たしている必要があります。
■変換するにあたり、あらかじめ必要な条件
・2Dファミリの変換カテゴリが正しく入力されていること
・2Dファミリの変換ファミリ名に記載された3Dファミリが、プロジェクトにロードされていること
・2Dファミリの変換ファミリ名に記載された3Dファミリに、2Dファミリと同じタイプ名があること
上記の条件を満たすことにより、2Dファミリから3Dファミリに変換することができます。
※[ファミリマッチング]コマンドで簡単に設定することができます。
2Dの柱ファミリは、意匠柱もしくは構造柱に変換することが可能です。適切に変換カテゴリおよび変換ファミリ名の設定を行ってください。
STEP
調整
[OK]をクリックすると選択したレベルにモデルが作成されます。
警告ダイアログで表示された要素やバルコニー部分の壁の高さ等を修正してモデルを整えます。
ドア、窓、カーテンウォールの変換後の3Dファミリのパラメータがタイプパラメータの場合は、変換先の3Dファミリの指定したタイプに元から入っている値が優先されます。インスタンスパラメータの場合は、2Dファミリのパラメータの値が3Dファミリのパラメータの値に上書きされます。
・2Dファミリが3Dファミリに置き換えられない場合は、警告ダイアログで確認できます。(※1)
・ 2Dファミリにあるパラメータが3Dファミリにない場合は、警告ダイアログで確認できます。(※2)
ただし、以下のパラメータに関しては警告の対象外となります。
・[窓]カテゴリの[腰高] ・[窓][ドア][壁]カテゴリの[壁厚] ・[壁]カテゴリの[垂直グリッド個数][水平グリッド個数][垂直グリッド個数_最終値][水平グリッド個数_最終値]
・警告ダイアログ内でセルをクリックすると、当該要素が選択状態になります。(2021.06.30.1 ver以降でのみ可能)
エリアの周囲を囲むかたちでひとつのエリアがある場合、作成される床はくり抜かれずその内側の床と重なって作成されます。床のスケッチ編集で修正を行ってください。
「2021.10.29.1 ver以降」のインストーラでは、ダイアログの設定内容を分かりやすくするために、解説の挿絵を追加しました。
挿絵はダイアログ内[設定イメージ >> ]をクリックすることにより、表示・非表示することができます。
【エリアからモデル作成】コマンド実行時に2Dファミリから3Dファミリへの変換される仕組みや条件をブログにまとめました。