エリアからモデル作成

コマンド概要

エリアプランの情報から壁や部屋、建具のモデルを自動作成します。

対応製品
AX-PlannerAX-DDAX-STAX-CM
AX-CostAX-FMAX-FamilyAX-DM
対応製品
AX-PlannerAX-DD
AX-STAX-CM
AX-CostAX-FM
AX-FamilyAX-DM
動画

※ダイアログ等、一部最新の仕様と異なる内容が含まれている場合がありますが、コマンドの操作手順は同様となります。

サンプルデータ

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操作解説
STEP
必要ファミリのロード

【AXクラウドファミリパレット】コマンドを実行し、「AXコマンドファミリ一覧」を選択し、「AX-Planner」をプルダウンから選択します。
「エリアからモデル作成」タブ内にある必要なファミリをロードします。

STEP
準備

モデルを作成するエリアプランビューを開きます。

STEP
コマンド選択

[AX-Planner]タブ > [面積連携]パネル > [エリアからモデル作成]コマンドを選択します。

STEP
設定

変換対象となるエリアスキームとエリアプランビューの図面種別、ビュー名を設定します。

レベルのパラメータ[AX LEVEL]に参照先となる基準階のレベル名を入力しておく必要があります。
※基準階をコピーするレベルに、エリアが存在するとコピーされませんのでご注意ください。

STEP
選択

作成するモデルにチェックを入れ、使用するタイプをプルダウンから選択します。

・分割オプションのチェックボックスには両方同時にチェックを入れることができません。
 一度チェックを解除してから、再設定をお願いします。

STEP
チェック

2Dファミリを3Dファミリに置き換える場合は、柱・ドア・窓・カーテンウォールの項目にチェックを入れます。

2Dの建具ファミリを3Dの建具ファミリに置き換える場合は、エリアプランに配置されたファミリが以下の条件を満たしている必要があります。
■変換するにあたり、あらかじめ必要な条件
・2Dファミリの変換カテゴリが正しく入力されていること
・2Dファミリの変換ファミリ名に記載された3Dファミリが、プロジェクトにロードされていること
・2Dファミリの変換ファミリ名に記載された3Dファミリに、2Dファミリと同じタイプ名があること
上記の条件を満たすことにより、2Dファミリから3Dファミリに変換することができます。
ファミリマッチングコマンドで簡単に設定することができます。

2Dの柱ファミリは、意匠柱もしくは構造柱に変換することが可能です。適切に変換カテゴリおよび変換ファミリ名の設定を行ってください。

STEP
調整

[OK]をクリックすると選択したレベルにモデルが作成されます。
自動作成されたモデルを確認し、適宜調整を行います。

STEP
END

ドア、窓、カーテンウォールの変換後の3Dファミリのパラメータがタイプパラメータの場合は、変換先の3Dファミリの指定したタイプに元から入っている値が優先されます。インスタンスパラメータの場合は、2Dファミリのパラメータの値が3Dファミリのパラメータの値に上書きされます。



・2Dファミリが3Dファミリに置き換えられない場合は、警告ダイアログで確認できます。(※1)
・2Dファミリにあるパラメータが3Dファミリにない場合は、警告ダイアログで確認できます。(※2)
ただし、以下のパラメータに関しては警告の対象外となります。
・[窓]カテゴリの[腰高] ・[窓][ドア][壁]カテゴリの[壁厚] ・[壁]カテゴリの[垂直グリッド個数][水平グリッド個数][垂直グリッド個数_最終値][水平グリッド個数_最終値]
・警告ダイアログ内でセルをクリックすると、当該要素が選択状態になります。

エリアの周囲を囲むかたちでひとつのエリアがある場合、作成される床はくり抜かれずその内側の床と重なって作成されます。
床のスケッチ編集で修正を行ってください。

ダイアログ内[設定イメージ >> ]より、イメージ図が表示されます。


【エリアからモデル作成】コマンド実行時に2Dファミリから3Dファミリへの変換される仕組みや条件をブログにまとめました。

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