建具表作成

コマンド概要

建具のパラメータから建具表を作成します。

対応製品
AX-PlannerAX-DDAX-STAX-CM
AX-CostAX-FMAX-FamilyAX-DM
対応製品
AX-PlannerAX-DD
AX-STAX-CM
AX-CostAX-FM
AX-FamilyAX-DM
動画

準備中

サンプルデータ

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操作解説
STEP
コマンド選択

[AX-Planner]タブ > [基本設計]パネル > [建具表作成]コマンドを選択します。

STEP
選択

[タイプモード][インスタンスモード]を選択します。

・カーテンウォールなど、インスタンスで管理している場合は[インスタンスモード]を選択します。
・建具に複数のフェーズを使用している場合、コマンドを実行するとフェーズを選択するダイアログが表示され、建具のフェーズを絞り込むことができます。その場合は、建具表に反映させる建具のフェーズを選択して[OK]をクリックします。


・リンクモデルがある場合、コマンドを実行するとリンクモデルを選択するダイアログが表示され、建具表作成の対象に含めることができます。リンクモデルを対象に含めない場合にはチェックを入れず[OK]ボタンをクリックします。

STEP
選択肢による手順
タイプモード
STEP
設定

タイトルブロックと建具表タグを選択し、シート名を記入してページの設定を行います。
建具表姿図の凡例ビューをシートに配置する場合は、[凡例ビュー]の項目でコピー元となるビュー名を選択します。

・図面枠には[AX_配置方向][AX_配置原点][AX_行数][AX_列数]の4つのパラメータが設定されている必要があります。
・建具表タグは一般注釈のタイプ名の先頭が(建具)となっているもののみ選択できます。

STEP
選択と追加

[パラメータ]のプルダウンから、左側のウインドウ内に表示するパラメータを選択します。
選択したパラメータ名をクリックすることで並び替えができます。
並び替えができたら、建具表に加えたい建具を選択して、[<][>]で右側のウインドウに追加します。[空白]をクリックすることで空の建具表タグを挿入することもできます。

※の部分には、1枚の建具表にあといくつ建具が入るのか表示されます。個数はタイトルブロックのパラメータから自動で計算されます。

STEP
選択と調整

ダイアログで建具表に追加したい項目を選択します。
[+][-]ボタンでページ数を調整できます。
[<][>]ボタンでページを切り替えることができます。
[▲][▼]で項目の順番を変更できます。
パラメータ名をクリックすることでソートができます。

既に作成している建具表がある場合は[シートの設定を読み込む]をクリックして、読み込みたいシートを選択することで、同じ並び順で読み込むことができます。

STEP
作成

[OK]をクリックすると、建具表が新規のシートで作成されます。

・建具表タグの配列方向は、図面枠の[AX_配置方向]のパラメータが「右」となっている場合は右方向、右以外が入力されている場合は下方向に配列されます。
・自動配置された凡例ビューのビューポートタイプは適宜変更が必要です。

・あらかじめ用意する姿図凡例ビューは図面枠の用紙に合わせて、最外形のサイズの参照面を設定してください。
・リンクファイルで使用している建具ファミリはあらかじめ、本コマンドを実行するファイルにロードしておく必要があります。
実行データ内に、当該ファミリタイプがない場合は、凡例コンポーネントは配置されません。

インスタンスモード
STEP
設定

タイトルブロックと建具表タグを選択し、シート名を記入してページの設定を行います。

カーテンウォールの建具幅/建具高さパラメータを表に取り込む場合は、[カーテンウォールの建具幅/高さパラメータ]項目から選択します。

・図面枠には[AX_配置方向][AX_配置原点][AX_行数][AX_列数]の4つのパラメータが設定されている必要があります。
・建具表タグは一般注釈のタイプ名の先頭が(建具)となっているもののみ選択できます。

STEP
選択と追加

[パラメータ]のプルダウンから、左側のウインドウ内に表示するパラメータを選択します。
選択したパラメータ名をクリックすることで並び替えができます。
並び替えができたら、建具表に加えたい建具を選択して、[<][>]で右側のウインドウに追加します。
[空白]をクリックすることで空の建具表タグを挿入することもできます。

※の部分には、1枚の建具表にあといくつ建具が入るのか表示されます。
個数はタイトルブロックのパラメータから自動で計算されます。

STEP
選択と調整

ダイアログで建具表に追加したい項目を選択します。
[+][-]ボタンでページ数を調整できます。
[<][>]ボタンでページを切り替えることができます。
[▲][▼]で項目の順番を変更できます。
パラメータ名をクリックすることでソートができます。

既に作成している建具表がある場合は[シートの設定を読み込む]をクリックして、読み込みたいシートを選択することで、同じ並び順で読み込むことができます。

STEP
作成

[OK]をクリックすると、建具表が新規のシートで作成されます。

建具表タグの配列方向は、図面枠の[AX_配置方向]のパラメータが「右」となっている場合は右方向、右以外が入力されている場合は下方向に配列されます。

補足事項

AReXの建具表は窓、ドア、カーテンウォールを1つの建具表で作成することができます。

※[2024.6.7.2 ver]以降のバージョンでは、パラメータ[基準レベル]または[集計レベル]が無いファミリでも、パラメータ[コメント]にレベル名が記入されていれば、建具表の作成対象となります。

※[2022.11.30.1 ver]以降のバージョンでは、[タイプモード]選択時にのみ、シートに建具姿図の凡例ビューがレイアウトされるようになりました。

※[2021.3.3.1 ver]以降のバージョンでは、図面枠に設定されている[AX_配置原点]の設定方法(プラス/マイナス)が[仕上表作成]コマンドの仕様に合わせて修正されました。
体裁が崩れた場合には、[AX_配置原点]のY方向の設定(プラス/マイナス)を修正してください。

※[2020.9.29.1 ver]以降のバージョンでは、リンクしたプロジェクトの建具を含めて作成できます。

建具表タグに【AX_LINK】パラメータが設定されている必要があります。

リンクモデルの建具表タグに対して[建具表更新]コマンド、
[建具スタイル]コマンドを使用しての更新、編集はできません。

数量の表示方法

以下のルールのパラメータを建具表タグに追加することで、各階の建具数量を表示できます。
  ・インスタンスパラメータ
  ・名前:***_AX_建具個数(***部分はプロジェクト内のレベル名と合わせる)
      ※「AX_建具個数」とすると合計した建具数量を表示できます。
  ・パラメータタイプ:文字
  ・パラメータグループ:データ

[インスタンスモード]で実行した場合は、同一タイプを使用していても、インスタンス(要素)ごとにカウントされるため、その個数は「1」となります。

建具表作成機能では建具のパラメータ名と建具表タグのパラメータ名が同じものを連携します。建具と建具表タグに同じ名前のパラメータを追加することで標準以外の項目を建具表に反映させることができます。