03.概要書とのExcelデータ連携

※ガイドラインの操作手順をお試しいただく際には、最新のインストーラおよびサンプルデータ、ファミリライブラリをご準備ください。

サンプルデータ

概要書とExcelデータ連携

概要書を活用した入力シートの作成

AReXではExcelで作成した概要書の情報をRevitに読み込み利用することも可能です。

STEP

[AX-概要書-V01.xls]を開きます。

STEP

[名前を付けて保存]します。

用途に合わせた「概要書」のタブをあらかじめ作成しておき、利用すると作業効率が上がります。

[EXCEL BOOK作成]コマンドで作成される面積表の「AReX階」行のキーワードは英語表記ですが、以下のように日本語表記・英語表記両方に対応しています
  AReX階 / AX_FLOOR
  AReX表示名 / AX_VFL
  AReX主要用途 / AX_ZONE
  AReX階高 / AX_LH
  戸数 / AX_UNIT

STEP
END

レベル情報の入力

計画するプロジェクトに合わせて階数・階高を入力

STEP

計画する建物用途に合わせてエクセルのシートに記載している建物階数を修正します。
今回の計画建物は「B1F~12F・RF」なので不要となる階を記載をクリアし、「RF」を追記します。

STEP

各階の[階高]を入力します。

(m)
RFL3.50
12F4.20
11F4.40
10F3.40
9F3.40
8F3.40
7F3.40
6F3.40
5F3.40
4F3.40
3F4.00
2F4.50
1F4.50
B1F3.85
STEP

各階の[主要用途]を入力します。

(主要用途)
RFL設備置場
12Fレストラン
11Fサロン・フィットネス
10F客室
9F客室
8F客室
7F客室
6F客室
5F客室
4F客室
3F会議室
2Fレストラン
1Fエントランスロビー・受付
B1F機械室
STEP
END

面積タイプの設定

Excelと面積連携を行うために面積区分(面積タイプ)を設定

STEP

[AReX階]の記載のある行の容積対象床面積「商業,レストラン」を「商業,飲食」に変更します。

STEP

名前を付けて保存します。

緑線で囲んだ範囲はユーザーが印刷で必要な見出しとなるので、必要に応じて編集します。
尚、緑線の範囲に入れる文字はAReXの動作には影響はありません。

STEP
END

Excelフォーマットの作成

概要書を利用しないRevitへの読み込み

予め用意した概要書を利用するほかに、AReXの機能を使ったExcelシートを作成・使用することもできます。ここでは[EXCEL BOOK作成]機能を使って[Excelフォーマット]を用意・使用する方法を紹介します。

STEP

リボン[AX-Design]タブ [環境設定]パネル [初期設定] 下部をクリックし、ドロップダウンメニューから[EXCEL BOOK作成]コマンドを選択します

STEP

[面積表作成]ダイアログボックスで階数と容積対象床面積・容積対象外床面積・延床対象外の項目数を入力し、ユニット数の集計のチェックボックスにチェックを入れて、[OK]をクリックします。
[面積表作成]ダイアログボックスの入力詳細は次の通りです。
階数
 地上:12  地下:1
容積対象床面積  :項目数 3
容積対象外床面積 :項目数 1
延床対象外    :項目数 2

✅ユニット

STEP

Excelをアクティブにして確認します。

[面積表作成]ダイアログボックスで入力したフロア、床面積などの項目が作成されフォーマットが完成しました。

STEP

レベル情報の入力

各階の[階高]を入力します。
概要書と同様に、階高は次のように入力します。

(m)
RFL3.50
12F4.20
11F4.40
10F3.40
9F3.40
8F3.40
7F3.40
6F3.40
5F3.40
4F3.40
3F4.00
2F4.50
1F4.50
B1F3.85
STEP

[主要用途]の設定

主要用途を入力します。
概要書と同様に、主要用途は次のように入力します。

(主要用途)
RFL設備置場
12Fレストラン
11Fサロン・フィットネス
10F客室
9F客室
8F客室
7F客室
6F客室
5F客室
4F客室
3F会議室
2Fレストラン
1Fエントランスロビー・受付
B1F機械室

囲まれた範囲はユーザーが印刷時に表示する見出しとなりますので、必要に応じて編集します。

STEP
END
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